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HONG KONG FASHION WEEKレポート2011-2010

香港で年2回行われる恒例のHONG KONG FASHION WEEKのレポートを、毎回連載でお届け致します。

2011年1月17日〜20日:HONG KONG FASHION WEEKのレポート

金融危機後ずっと来場者の減少傾向が続いていたのだが、今回は中国からの来場者が大幅に増え、また日本からのバイヤーもよく目に付き、少し活気が戻ってきたような印象を受けた。ブースも何か主催者側からのはからいがあるのか分からないが、初参加の企業や中国の今まで聞いたことのないような内地から出展されているブースがたくさんあった。またインドの出展社の数も増えており、新興国の力を見せつけられる状況であった。

ファッションの傾向としては、前回からの流れに引き続き、更にたくさんの光り物が目に付いた。特に今回はドレスメーカーの出展が多い事もあったがビーズをたくさんつける傾向が来ているように思う。


2010年7月06日〜09日:HONG KONG FASHION WEEKのレポート

リーマンショックから来場者数の減少が毎回進んでいるが、今回も前回に比べても更に減少している印象を受けた。欧米・日本を含めた先進国のアパレルの落ち込みは世界景気の二番底懸念から回復には程遠い状況にあるのだと感じた。

ファッションの傾向として、前回にもましてフォーマルだけでなくカジュアルにも光り物(スパンコール・ビーズ・ホットフィックス等)を使って装飾した物が非常に多く見受けられた。色目も色々な色が使われカラフルだった。ファッションの流れは来ているのだが景気の先行きがカギを握る。


2010年1月19日〜22日:HONG KONG FASHION WEEKのレポート

前回の来場者数の少なさから今回は出展者数もかなり減るのではないかと思ったが、全てのフロアーを使っての開催であった。
しかし来場者数は前回よりも更に減りつづけており、出展者にあまり魅力が無いように映る事から、かなり主催者側が中国の国内企業に融通しできるだけブースを埋めているように感じた。いずれにせよ世界不況の服飾業界に与えた傷は深く、中国が今までのような世界の縫製工場として再生できるか疑問を感じずにはいられなかった。

ファッションの傾向として、色目は黒系のシックなものとカラフルな物の両方が目に付きハッキリしていないが、前回より装飾(ビーズ・スパンコール・クリスタル・チェーン等)特に光を放つ物を付けている物が多く目立った。状況が悪い中ではあるが、少し期待の持てるサインだと思う。


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